冬に登ってみたいと思っていた風不死岳にtarumae-yamaさんと
初めてお会いするminakayakさんと行ってきました。 夏でも急登だと感じる北尾根ルート、冬は一体どうなってる? 8合目付近(標高約925m)までは、スノーシューで順調に進む。 しかし、さすがの北尾根。 全本的に傾斜はキツメで、結構な汗をかきながらの登り。 先頭はminakayakさん、後ろはtarumae-yamaさん 8合目からはスノーシューでは危険な傾斜なので、アイゼンで登る。 ここからが大変でした。 正面は急斜面や吹き溜まりなので直登せずジグを切りたい。 しかし、左は崖、右も傾斜が急な細尾根。 更に木が混んでいて枝に遮られているため、開けているルートはほぼ夏道に沿った直登しかない。 直登しかないのだが、雪はサラサラすぎてキックステップで踏み込めない。 無理して登ろうとして滑ったら左右どちらかの斜面に落っこちる。 斜面に膝を押し込んで雪を圧縮し、そこに踏み込んで階段を作りながら少しずつ登る。 クラストして登り易い所やジグを切れる所もあったのですが、山頂までの標高差200mはとても 長く感じました。 そんな訳で、登るのに一生懸命でこの状況を写真に撮れなかったのが残念。 これはそんなに大変じゃなかった所で撮ったラッセルの様子 膝を使って斜面に作った階段を登る。 急斜面や吹き溜まりでなければ、この程度のラッセル 枝の中を潜っての登り お陰で全員上半身雪まみれ しかし、ここまで来れば一安心。支笏湖ブルーが綺麗 山頂まで約2時間45分、12時に到着。 天気が悪くなってきているのですぐに写真撮影 樽前山 中央にホロホロ山 セルフタイマーで全員で記念撮影 達成感で珍しくピースする左の私 下山開始 木の先は細尾根の急斜面 急斜面降り口にて わっさわさと生えている憎たらしい枝、これがなければどんなに楽だったか 下りは慎重に、ずっとこんな傾斜なので気が抜けない。ここは左右が広いからまだいい。 最後にサービスショット。 スノーシューに履き替えてから、気が抜けたのか疲れてたのか、単に傾斜が急だったからか 全員何度か転びました(笑) 真ん中と左のの2本はスノーシューのシュプール、下りの半分くらいはテレマーク姿勢で滑り降りました。 疲れたけど久々に本格的な山行で楽しかったです。 風不死岳が冬にあまり登られていない理由が分かった気がします。 1人でラッセルもキツイですが、滑落の危険性が高いルートなので複数で行った方が良い。 誘ってくれた二人に感謝です。 反省点として、8合目以降はスノーシューはザックに着けずデポすれば良かった。 使える場所はまったく無いうえ、枝が引っかかります。 2013/1/17 風不死岳 LX5
by ms090
| 2013-01-18 22:40
| 冬山登山
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