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風と寒さに強いストーブ SOTOウインドマスター SOD-310

10月31日に秀岳荘のバーゲンに行って何点か道具を買ってきました♪
まずは登山に行く前に、アパート2階の風当たり最高な廊下でストーブの性能チェック。

今まで使っていたのは、10年位前に買ったスノーピークの『ギガパワーストーブ地』。
当時としては画期的な軽さとコンパクトさを誇るものでしたが、風に弱いのが欠点で山頂でカップラーメンを
食べようと湯を沸かしても、何十分待っても沸かずイライラさせられる事がしばしば。

今回買い換えるにあたってピックアップしたのは、風に強そうな構造をしている
プリムス『P115フェムトストーブ』と、SOTO『ウインドマスターSOD-310』。
プリムスの方が11g軽かったのですが、バーナーは大きいほうが使い勝手が良いのでSOTOにしました。

それでは、地とウインドマスターとの比較テスト。

外気温5℃、風速1~3m、夜、100cc湯沸し競争
(余剰な炎がもったいないですが、最大火力で勝負)


1)地+GP110(古いモデルのガス缶、現行のGP110S同等品かな?だとしたら夏用)
 5分経っても沸きそうにないので中止。
 寒さの為か、すぐに火力が弱くなった。風に負けてクッカーに火が当たってない感じ。
 *追記:ガス缶の容量が3分の1まで減っていたので、余計寒さに弱かった可能性がある

 強い風 : 火力半減以下、炎がクッカーの底に当たってない
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2)地+GP110G(スノーピークのハイパワーガス缶、冬用 ガス満タン)
 2分20秒で沸いた。
 火力低下は殆ど無い。炎が風で流されているが火力でなんとかカバーしてる。

 微風 : 風上側の炎が若干押されている
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 そよ風 : 地はこの程度の風でも炎が流される。熱する力は半減していると思われる。(風上側のゴトクがまったく赤熱してない)
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 強い風 : これだと殆どクッカーに熱が行かないと思う
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3)ウインドマスター SOD-310+SOD-710T(SOTOのガス缶は一種類のみの販売。ハイパワーの冬用 ガス満タン)
 50秒以内で沸いた。(写真撮っていて、気がついたら煮だっていたので正確な時間分からず)
 運の悪いことに、こいつのテストはほとんど強い風に晒されていた。なので無風時の写真なし。

 強い風 : 風防が利いていて、風下側の炎がクッカーから逸れていない。
       風上側の余剰な炎はバーナー下に流されているが、風防内の炎はしっかりクッカーを熱している。
       (風防が全体的に赤熱していることから判断)
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ウインドマスターSOD-310のテストのほうが、終始強い風だったにも関わらず圧勝でした。

構造の差が、勝負を左右しました。

ウインドマスター(写真左)の方が、バーナーとクッカー(同じサイズのクッカーが無かったのでガス缶で代用)
の距離が数ミリ近い。
ウインドマスターはバーナーが完全に風防に覆われている。
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バーナーの表面積、穴の数共にウインドマスターが圧倒。
凹型形状の燃焼部も風に強そう。(汁物をこぼしたら目詰まりして、使用不可になりそうなのが注意点)
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後は氷点下での強さですが、それは前モデルのSOD-300でマイクロレギュレーターの実力が実証されているようなので大丈夫でしょう。

好成績なウインドマスターですが、唯一の欠点はユニットが長くて私のA&F チタン・トレールマグに収まらなく
なってしまった事。
(上記テストの写真でも分かるが横風で炎がバーナー下に回り込む構造なので、空気取り入れ穴やガス缶との距離を稼ぐためにユニットを長くしたと思われるのでしょうがないかな)

とりあえず、レビューは終わりです。
期待を裏切らない良い買い物をしました。これからの山頂ラーメンや鍋焼きうどんが楽しみです。


11月10日追記)
朝っぱらから風が強かったので、ウインドマスターの実力チェックしてみた。
外気温11℃、風速13~20m、早朝、200cc湯沸し
(100ccだとクッカーが軽すぎて、風で吹っ飛んでしまった。)


・風速13m以上でも点火装置2回で着火(1回目はバルブ全開でなかった)
・風が一定方向でなく回っていてストーブにとって、非常に厳しいコンディション。
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・不完全燃焼気味の炎だが、火力が弱くなったり消えることは無かった。
・2分45秒で沸いた。(前回までのテストは100ccで、今回は200ccです。)
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かなり意地悪な試験なので、沸かないだろうと思ってたのですが2分45秒で沸いて驚きました。
実際は、これ程風が強い時は何らかの風除けが必要なのですが風が回っていると上手く風除け出来ず
湯が沸かないという事がしばしばあります。
ウインドマスターSOD-310なら風速13m以上の回る風でも心配せず使えそうです。

12月29日追記)
樽前山7合目ヒュッテ前で鍋焼きうどん。
気温-7℃、風速1~2mでまったく問題なく調理できた。
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ただし、氷の上に10分程放置した後、再度使用したところ最大火力が2/3程度に落ちた。
ガス缶が-7℃まで冷えきってしまったので火力が落ちたと思われる。
SOTOが、通年仕様のトルプルガス缶しか用意してないのはちょっと残念。
他のメーカーのように、冬専用ガス缶(寒さに強いプロパン30%程度入り)を用意できないのだろうか?
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by ms090 | 2013-11-08 22:34 | 道具
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