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イスカの寝袋はなぜ暖かいのか?

国内メーカーの寝袋は、白老山岳会のメンバーやネットの評判を見ると、イスカが一番暖かいという。

なぜ暖かいのか?

同じ総重量で同じ温度域での使用を想定して作られていると思われるナンガの寝袋と比較評価してみよう。
イスカ パフ630の勝っていると思われる点をどんどん上げていきます。
(まだ外で実戦テストしてませんので、昔製造メーカーで品質保証をやってたセンスと
 ナンガシュラフを-15℃で使用して欠点だったことろを重視して評価)

1、コードを締めた時の頭、首周り、肩周りのフィット感が良い。
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 左:ナンガはコードを絞ると肩周りが窮屈でダウンがつぶれてヒンヤリ。手持ちのモンベルもこんな形になる。
   コード周りは引っ張っている右側はつぶれ、左側は開いているいびつな形になる。(下の方に拡大写真あり)
 右:パフ630はコードを絞っても肩周りがゆったり。コード周りが綺麗な円になっていて顔とのフィット感良い。
   これは、立体裁断とか何か技術があるのでしょうかね?
   パフは首周りの開口部の最大長さが50cm、ナンガとモンベルは55cmここら辺も関係あるかも。

2、きつ過ぎず緩すぎない適度なフィット感を想定して作られたフォルム。
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 並びを揃えとけば良かった。今度は左がイスカです。
 左:外見はナンガより一回りスリム。内側にダウンが膨らんでいて、体が包まれている感じがする。
 右:ナンガは寸胴、一見すると表面がモコモコしてダウン入ってそうな感じだけど、これは単に縫い目の
   ところに入っている隔壁の高さ設定が足りなくてそう見えるだけ。
   中に入ると体との隙間が多くて感覚的に寒々しい、更に縫い目のところで温度ムラを感じる。   

3、冷えやすい足先が工夫されている。
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 手前:パフは足先が膨らんでいるけど、これは立体裁断とダウンの量を多くしてダウンの厚みを確保しているらしい。
      足先の高さを測ったら、パフは21cm、ナンガは18cm
    :ジッパーから足先の熱が逃げないよう、ジッパーの位置を後ろにズラしている。
      足先先端からジッパーまでの距離は、パフ25cm、ナンガ20cm、
      モンベル♯4は10cm(夏山向けモデルだからっぽい。HPで♯0とか見ると20cm位ありそう。)
 奥:ナンガは普通のつくり。良く冷えますw
 
4、ショルダーウォーマーが工夫された形&厚みが合って隙間が出来ない。
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 左:パフはコの字型でパンパン。
 右:ナンガは青色の細いチューブが入っているだけ。

 首の太さにに合わせて膨らませたビニール袋を入れてみた。
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 パフは首周り&顔周り隙間なし、しかも、このショルダーウォーマーは紐を引かなくていいので楽です。
 フードのコードを引くだけでいいのは、かなり楽チン。
 (この写真で分かりやすいけど、コード周りが綺麗な円で締まるので隙間が出来ないです)
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 ナンガはまず写真のフード周りのコードを引いても顔の回りが隙間でき、ここから熱気逃げます。
  (写真を見て分かると思いますが、いくらコードを引っ張っても、右側ばかり締まって左側がまったく締まらない)
 ショルダーウォーマーは内部にあり写真では分からないのですが、こちらもコードを首が絞まるまで引いても
 左側に隙間が出来てここから熱気が逃げます。
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5、冷えを一番感じるジッパー部分を保温するドラフトチューブが極太。
 (出来れば2本入ってれば良かった。。。上位モデルのパフ810、パフ1000は2本)
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 左:パフは黒くて分かりにくいが、縦にジッパーと平行にある極太チューブ。本体のロフトに近い太さ。   
 右:ナンガは同じく縦にあるチューブだが、見るからに細すぎる。モンベルのスーパーストレッチ♯4と同じ太さだった。。
   ―15℃で使った時はここから冷たさがガンガンきた。他の欠点はちょっと工夫すれば暖かく出来るが
   ここはちゃんとしないとダメ。ホッカイロ10個以上は必要になっちゃうよ。

上記の構造の違いを見ると、イスカの寝袋は次の3点をしっかり考えてあるから暖かいのだと思う。
1、適度なフィット感
2、体の熱を外に逃がさない
3、コールドスポットを作らない
基本的なことだけど、他の国内メーカーは出来てない(やってない)から評判に差が出る。

ナンガは日本製なのに安いので結構好きですが、ダウンの良さと日本の裁縫だけに頼らないで
構造をもっと工夫して頑張って欲しい。
(私の持っているのは、昔の物なので最近のは改善されているかもしれない。これから、寝袋を買う人は
 今回見つけた5つの構造に着眼して選んだ方がいいと思う。)
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by ms090 | 2014-02-22 21:40 | 道具

今シーズンはダウン値上げ

2/24追記:イスカは3/1より値上げ

2014年はダウンが値上げされます。特に使うダウンの量が多い寝袋は買うなら今すぐ急げ。増税もあるしね。

モンベルは2月初旬に値上げ済みで手遅れっぽいけど、ネットで旧商品名で検索すれば
まだ旧価格で買えるものが結構あるのでほしいものがある人は旧カタログHPを見て探そう。
ノースフェースもHPに2月14日から価格変更とあるので要注意。
追記)ナンガも2013年10月に値上げ済みらしい。

どの位値上がりしたかと言うと・・・
例えばULスーパースパイラルダウンハガー♯1は、商品名をダウンハガー800 ♯1に変えて
値段が36,500円から、46,200円と約1万円値上げです。

現行HP旧カタログHPを見比べると更に面白いものが!!

旧商品名 ULスーパースパイラルダウンハガー♯1  重量1050g  快適-9℃~限界-22℃ 
旧価格 36,500円(まだAmazonで買えるよ!2014年2月22日現在)

新商品名 ダウンハガー800 ♯1 重量1050g  快適-5℃~限界-12℃ 
新価格 46,200円
備考)2014年2月より商品の名称を変更しております。店頭の在庫や配送する商品に旧名称のものが
   混在する場合もございますが、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
   性能や規格につきましては、いっさい変更ありません。


昔からモンベルの快適&限界温度は当てにならないと評判でしたが、ヨーロッパ規格(EN13537)
にこっそり直したようですww
国内製シュラフで評判の高い、イスカの温度表記と近い値ですね。
安さと手軽さから、結構モンベル商品を使ってましたがこんなことされると使う気がちょっとなくなります。
ちなみに今回の価格改定一覧表も、この間までモンベルHPにあったのですがしっかり消されてますし。。。



そんな訳で私は、2013年秋から2014年2月にかけてダウン製品4点も買っちまったよ。

写真は衣類で左が今まで使ってたやつ、厳冬期の寒さに勝つため右の3つを買った。
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左側:モンベル ULダウンスナップジャケット 2008年購入品 800FPダウン50g封入
    モンベル ULダウンパンツ 2012年購入品 800FPダウン50g封入

右側:ノースフェース フラッシュジャケット 2013年11月購入 900FPダウン多分100g封入 
     秀岳荘セール購入価格 17,240円(定価33,600円)
   ナンガ スーパーライトダウンパンツ 2014年2月15日購入 860FP100g封入
     山渓 楽天ショップ 16,850円+楽天ポイント10%
                   (定価17,850円 山渓は購入価格に合わせて割引クーポンあり)
   イスカ テントシュ-ズ ロング L 2014年1月購入 700FP70g封入
     山渓 楽天ショップ 6,900円+楽天ポイント10%(定価8,715円 1万円未満だとクーポンなし)

更に、厳冬期用寝袋としては中途半端な性能なんだけど、イスカのパフ630まで買っちまったよ。。。
写真左が1月の-15℃車中泊で使ったナンガのやつ、右がパフ630で総重量はほぼ一緒の1,100g。
-15℃車中泊の経験を元に、ダウンパンツを倍以上の性能にしたし、ダウンシューズもグレードアップしたから
今度は-20℃までいけるかも。(シュラフカバーとシーツも併用するけどね。)
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お値段ですが、驚き価格。
    イスカ パフ630 ナチュラム Yahoo店 29,990円+ポイント10%(定価47,250円)

イスカも、2014年に2割ほど値上げされるとの情報があります。
2月に入って、Amazonではイスカの寝袋が30~38%引きで買えていたのが最近通常価格の20%引き程度になりました。もしかしたら、もう少しで値上がりするかも。。。
*もっと早く記事書きたかったけど、忙しくて余裕なかった~

今は、色々忙しくて登山もテント泊も行けないけど、物欲だけは満たしているのであったww

買った物のレビューは、気晴らしにチョコチョコアップ予定です。

2014年2月22日 LX5
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by ms090 | 2014-02-22 16:16 | 道具

2014年2月1日 紋別岳ご来光

前日の晴れ予報を信じて、久しぶりにご来光登山がしたくなり紋別岳へ。

今回はTarochan、Sさんと一緒。
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出発時は星も出ていたが、途中から雪、山頂到着も太陽は見えず
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支笏湖も見えず
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風が強くて吹雪いている、気温は-14℃で凄い寒い
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微妙に太陽が見える程度で、ご来光は期待できなそう
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時々雲の切れ間は出来るのだが・・・下山することに。
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電波塔から少し離れたところで、なんか太陽出そうな感じ!!
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電波塔に戻って太陽待ち
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来てる来てる
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キターッ
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完全に太陽が出たわけでないけど、幻想的で良い感じ♪
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光が優しいね
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心地の良い時間
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風不死岳&樽前山は見えなくて残念
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曇ってしまったのと、手がメチャクチャ冷たくなってしまったので下山。

下山後は、支笏湖氷濤まつりに寄って行きました。
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期待通り、滑り台で遊んでくれるww
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氷像も見事ですが、自然に出来た飛沫氷もイイね
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寒かった山から下りてきたところなので、なんか癒される
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2014年2月1日 紋別岳 LX5  支笏湖氷濤まつり KissX2+シグマ18-125mm
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by ms090 | 2014-02-01 22:40 | 冬山登山